大人のおしゃれ塾、田中です。
大人のおしゃれ塾の受講生さんは、今のところ、40代、50代、60代の方々です。
地域の公民館で、この年代対象の公開講座をしていたので、年齢的なことでの戸惑いはありません。
在職中は、ずっと18~20歳の学生を相手にしてきたので、むしろ今の方がギャップが小さいです。
卒業生が時々、研究室を訪問してくれていましたが「もっと勉強しておけば良かった」とよく言っていました。
学生時代は生活経験、社会経験が少なく「習っていることの価値・意味」が理解しにくいのだと思います。
授業で「ここは大切ですよ」と言っても、「試験に出るか出ないか」の大切さにすり替わってしまうような印象がありました。
実感しにくいのでしょう。
それが社会人になると一変します。
私が所属していたコミュニティ生活学科には、社会人入学生はいませんでしたが、食物栄養学科には必ず、毎年、何人か入学していました。
その人たちは、学習意欲にあふれ、授業はもとより、学科や学校行事にも率先して取り組み、卒業時には学長表彰された人も多いです。
私は今「大人のおしゃれ塾」で、そのような社会人の方たちを教えさせていただいています。
ファッションに対する憧れと怖れ
自分に対するマイナスな感情と向上心
今までの疑問と学ぶことへの期待
そんな思いが交錯しつつ「おしゃれの法則講座」を受講してくださっています。
「おしゃれになりたい」理由は様々だと思いますが、「自ら学ぶことで解決したい」と思っていただいていることが共通しています。
授業は楽しく和気あいあい!
けれどその中に、他力本願ではない、学ぶ姿勢の強さというか、清々しさが感じられ、こちらも身が引き締まる思いがします。
講座終了まで私も頑張らなくては!