リメイクと「3R」

ハンドメイド

大人のおしゃれ塾、田中です。

広島地方、4連休の前半は雨でした。
雨脚の強い時には「これ以上、被災地を苦しめないでください」と祈るような気持でした。

連休初日には久々にリメイクをやってみました。

ひざ丈のワンピースを「ロングスカート」にしようかと。

最近、ロングを着ることが多くなり、この袖なしのワンピースは、着丈が短く感じるようになって着ていませんでした。

ワンピースのリメイク

写真は、袖ぐりの下で、上下を切り離したところです。

なるべくスカート丈を長くしたかったので、Vネックの途中で切りました。

するとVの先端が残ってしまいます。
袖ぐりの底部分も凹んでいます。

Vの先端部分で切ってしまえば楽なのですが、丈が短くなってしまうのは避けたかった。。。

欠けている部分、凹んでいる部分は、プロの技?で処理し(笑)
裏に、白の別布をぐるり縫い付け、3㎝幅のゴムベルトを通しました。

ヒップがギリギリ通るくらいのウエスト幅だったので、ゴムを通してもギャザーが寄りすぎません。

完成したのがこちら。

スカート丈は83㎝。欲をいえばもう2~3㎝欲しかったのですが、着てみたら裾に重みがあるので、意外と丈が長く感じられました。

上に着たものをインする時は、もともと付いていた「共布ベルト」を、前か横で結ぶのも良いかもしれません。

こんなふうに、着なくなった服をリメイクするのは、個人の楽しみとなりますし、捨てずに済んだということは、環境面でも、少しは負荷を減らすことになります。

学校教育の「家庭科」では、環境問題の単元で3R(スリーアール)について学びます。

3Rの大切さ

  • Reduce リデュース(ごみを減らす)
  • Reuse リユース(再使用)
  • Recycle リサイクル(再生利用)

すぐに着なくなるような服は買わず、 セカンドハンド(古着)も利用し、着なくなった服はリメイクして再使用する。

このような廃棄物の削減につながる取り組みを、私たち個人個人が、意識をもち、小さなところからでも始めることが大切ではないでしょうか。

ゴミは回収されてしまうと、私たちの目の前から消えます。

けれど、それは場所を変えただけで、ゴミ処理場や埋め立て地、海洋のゴミ汚染、災害ゴミの集積場、これらの映像を目にすると、あまりの膨大さに身がすくみます。

忙しい毎日では、ついついその場を手軽にしのいでしまいがちですが、自分なりの「ものの買い方、手放し方」のルールを持つと良いのかもしれません。