コーデュロイのジャケットをプレッピーな感じにカスタマイズ。

ハンドメイド

いやー、本日のタイトル、カタカナが多いですね~。

自分で書いて言うのもなんですが、ファッション話となるとカタカナ言葉は避けられません。

カタカナを使わなかったら「コーデュロイのジャケットをプレッピーな感じにカスタマイズ」は「縦畝織物の前開き上着を有名私立学校風な感じに作り変える」になるでしょうか。

これはこれで面白いですが、プレッピーはともかく、コーデュロイ、ジャケット、カスタマイズドあたりはカタカナの方が意味が通りやすいです。

なにせ洋服自体が西洋から入ってきたものですから。

日本人が初めて洋装を試みたのが鹿鳴館時代(明治16年)。

あれから139年経ちますが一般女性に洋装が広まったのは戦後のことです。それでも雨後の筍のごとく立ち上げられた洋裁学校のおかげで、当時学んだ女性たちの洋服に関する知識はひょっとしたら現代の若者より多いかもしれません。

ブラウスからコートまで自分で仕立てる技術が身に付いたわけですから洋裁学校の教育力は凄まじいものです。世の中のニーズ、学ぶ側の熱意も大きかったことでしょう。

私の母も洋裁学校に数年通っていたので、幼少期から中学に入るまでは母の手作り服が多かったです。プロフィールページでもご紹介していますが、こんな感じで母は私たち姉妹にせっせと服を作ってくれました。

布地の名前もよく知っていましたし、特に色の合わせ方にはうるさかったので、幼心にも「センス」とは何なのか知るきっかけを作ってくれたように思います。

ただ幼稚園に入る時、カバンの色が「紺」だったのはちょっと悲しかったです。他の女の子はみんな赤かピンクでしたから。たぶん赤やピンクでは服を引き立てないと母は判断したのでしょう。色使いは多くて3色でした。ただ小学校1年の時、クリスマスに色鮮やなノルディックセーターをサンタさんからもらった時は飛び上がるほど嬉しかったです。

そんな母の教育のせいか、私は今でも多色使いはめったにしません。アクセサリーも腕時計やメガネ、せいぜい小振りのイヤリングくらいで、あまりジャラジャラ付けることなありません。

ですがそれでは如何にも華やかさが欠けるだろうと感じることが最近増えてきました。年齢のせいかもしれません。

次の写真のジャケットは2年前に買ったUNIQLO:Cのものですが、仕事でもあまり着なかったので、この際、プライベート用にカスタマイズすることにしました。

畝は太からず細からず、中細くらいのコーデュロイです。

袖口は本切羽になっていて本格仕様。

それではいよいよカスタマイズを始めましょう!

プライベート用なので、まずは肩パッドを抜き取ります。あると堅苦しい感じがしますから。

裏地の肩山から左右10㎝程度をほどいて、、、

そこから肩パッドを抜き取ります。意外と簡単に取れるのですよ。

あとはほどいた裏地をまつれば出来上がり。これを左右行います。

そして最後が、、、

アクセサリー嫌い?な私に“華やかさ”をプラスしてくれるアイテムの登場。

“エンブレム”です。

いわゆるワッペンですが、スクール関係のエンブレムが持つ若々しさと華やかさは1点添えるだけで恐ろしいほどの威力を発揮します。

私が選んだのはこちら。ジャケットが細身なので小さめのものを選びました。

プレッピーな感じが今の気分にマッチします。

全体で見るとこんな感じ。写真からは肩の変化は分かりにくいですが肩回りが楽になりました。

近々屋外のテラス席でランチがあるので、その時着て行こうと思います。これに黒のニット帽をプラスする予定です。着画はまたご紹介させてくださいね。

じつはエンブレムはもう一枚購入していて、そちらはオーバーサイズのZARAのカーディガンに付けました。

素適なキャメル色ですが私には顔映りが悪く、ウール100%の上質素材にもかかわらず着る機会が少なく、どうしたものかと考えていたのです。これで着る機会が増えそうです。

プレッピーな印象のエンブレム。

私たちは中学、高校と制服を着込んできたキャリアがあるので、みなさまもよろしかったら挑戦してみてください。最初はちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、たぶんすぐに慣れます(笑)話の糸口にもなりますしね。

エンブレムはオンラインで購入しましたが、本格的な4~5千円以上するものは逆に見当たらず、私が購入したのは小さい方が330円、大きい方が確か495円でした。送料(メール便)を含めても1200円以下。

プチプラで楽しめる、私にとっては格好のアクセサリーとなりました。

追伸:商品はアイロン接着仕様ですが、私は付け替え、取り外しもできるよう周囲を手まつりしています。