身の丈に合った「ちょうどいい服」を考える~西松屋コマーシャル~

ファッション

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

先日、テレビで偶然、ベビー子供服の西松屋のコマーシャルを目にしました。

「ちょうどいいふく」というタイトルでした。


西松屋コマーシャル「エルフィンドール」

ひらがな表記のやわらかさが何ともいえない優しさを醸し出しています。

ちょっとぐらい よごしたって きにならないのが ちょうどいいふく
せいちょうを すなおによろこべるのが ちょうどいいふく
いろんな でざいんから えらぶたのしさも ちょうどいいふく
あかちゃんをまつ ままにも ちょうどいいふく
おねだんと きごこちのばらんすも ちょうどいいふく

けれどここには「衣生活のひとつの在り方への思い」が、さり気なく、けれどしっかりと込められています。

ちょっとぐらい汚したって気にならない
いろんなデザインから選ぶ楽しさがあり
値段と着心地のバランスもいい

そんな服を「ちょうどいい」とする感覚には、日常生活への肯定感があるように思うのです。

「身の丈に合った」という表現には、謙遜というか自分を卑下した感じがあります。

そうではなくて、「ちょうどいい服」には今の暮らしにあった衣生活を、限られた予算で楽しんでいこうという前向きな姿勢が感じられるのですね。

これは時代の気分でもあります。

コロナの影響も大きいでしょう。

有名ファッションブロガーさんの中には、毎回、数十万円もするブランド服に身を包み、動画で着こなしの指南をされる方もあります。

それはそれで目の保養になるし、ファッションの醍醐味、楽しさも伝わってきます。

けれど今の時代、ここまでのファッショニスタは少なくなっているのではないでしょうか。

「ちょうどいい服」という価値観の方が、より今の時代にしっくりくるように思えてなりません。

 

それでは最後に、今の私(手術後)の自宅生活にちょうどいい服のご紹介を。

ジャージリラックスアンクルパンツ

UNIQLOのメンズSサイズです。ウエストのドローコードは、垂らして着用すると「白」がアクセントになります。

今、シャツが秋色ばかりなので。

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素材は綿とポリエステル、ポリウレタンの混紡で、適度な落ち感(ドレープ性)もあり履きやすいです。

もう一枚はUNIQLOとクリストフ・ルメールのコラボパンツです。

UNIQLO&LEMAIREのパンツ

「ユニクロU」が始まる前の1年間(2015~16年)ユニクロ&ルメールは販売されました。

この時の感動は今も忘れられません。オーバーサイズへの機運がこのコラボラインで加速されたように思います。

このパンツはあまりにも気に入ったので2本購入しました。

1本は古くなって処分したのですが、あの時、解体して型紙にしておけば良かったと後悔していす。

綿100%で履いていてとても快適です。両サイドの玉縁ポケットも使いやすく、アラビアン風のシルエットも意外と合わせやすく重宝しています。