ミシンを使わず簡単リメイク【テーラードカラーをへちま衿に】

ハンドメイド

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

本日は思い立ったら「即」リメイク!のシリーズです。

何といっても「即」行うわけですから簡単でなくてはいけません。

簡単といっても、仕上がりの上質さにこだわればキリがありません。

ですので、ザックリとしたやり方で作業は進めていきましょう。ミシンは使いません。

GUの入り中綿コートをリメイク

今回リメイクするのはGUの中綿入りハーフコート。昨年、夜のウォーキング用に値下げ価格で買いました。¥1,990でした。

商品名は「オーバーサイズ中わたテーラードコートRS+E」

夜道は暗い色の服だと視認性が悪いので、白っぽい服が安全です。歩道でも黒い服だと向こうから来た人に驚くことがあります。

そんなわけで、防寒性と軽さと安さ(笑)にひかれてオンラインで購入しました。試着はしませんでしたが購入者の動画はチェックしたので、まずまずの買い物でした。

今年も夜のウォーキングでこのコートのお世話になるつもりでいたのですが、、、一つ問題が。。。

今年の夏から始めた「太極拳」にも着て行きたいと思うようになったのです。冬のアウターは嵩張るので数は増やしたくありません。

となると、これまで夜道の暗さのせいで気にもとめなかったデザイン(テーラードカラーの大きさ)が、やけに目につくようになったのですね。

大きすぎるし、英国風というか、トラッドすぎる。。。

そこで、太極拳にも着て行けるようへちま衿にリメイクすることにしました。

本来なら衿を取り外して作業するのが一番ですが、そんな面倒なことをしていたら買い換えた方が早いと思ってしうではありませんか!

思い立ったら直ちに取り掛かりましょう!

作業の手順

①待ち針でライン決め

まず、テーラードカラーの刻みの位置を通るよう、待ち針を打ちながらへちま衿のラインを決めていきます。

1~2回、試着すれば大丈夫。私は1回でクリアできました。

②縫い代を付けてカット

そうしたら待ち針の位置から外側、約1㎝くらい縫い代を付けてカットします。

テーラードカラーの刻み部分は、カットした後、ミシン目をほどいて縫い代分を確保しておきます。

カットした残り布をもう片側の衿に乗せてカット。そうすれば面倒なことはしなくても左右対称にカットできます。

③表衿の縫い代を折る

次に、着たとき表になる方の衿を、縫い代分1㎝を内側に折りながら、しつけをかけます。

④裏衿の縫い代のしつけ

裏衿は表衿より0.2~0.3㎝控えてしつけをかけましょう。

こうすることで表の面積が裏より広くなり、ふっくらとした仕上がりとなります。

ここだけは頑張って作業してください。 仕上がりの美しさが違ってきます。

⑤本絎け(ほんぐけ)

次はいよいよ綴じ合わせです。

分かりやすいよう写真では赤い糸で行いましたが、実際は布地と同じ色で行ってください。

針目は布の厚みにもよりますが、今回は中綿入りの生地だったため、少し大きめの0.5㎝で絎(く)けました。

「絎け」というのは、表から糸が見えない綴じ方のことです。

手前を0.5㎝すくったら、糸の出た位置から向こう側を0.5㎝、進行方向にすくいます。この繰り返しで手前と向こう側に糸が縦にわたります。そのため表から糸が見えにくいのですね。

⑥星止め

⑥番の星止めは、「星止めって何ですか?」という方は無理にされなくていいですよ(笑)。

ファスナーつけや見返しなど、ステッチをかけないで布を落ち着かせたいときに用いる縫い方で、ご覧のように小さな縫い目が星のように並びます。

せっかくこれまでの作業で表衿に余裕をもたせたので、星止めでこの状態をキープしようというわけですね。

ですが、洗濯を何度も繰り返す服ではありませんから、やり方が分からない方はこの工程はスルーで構いません。

ここまで出来上がって思ったのが、ボタンがちょっと雰囲気的に合わなくなってきたのでは?ということです。

⑦ボタンの付け替え

最初に服についていたのがこちらの四つ穴ボタン。紳士物によく見られるタイプです。

テーラードカラーの時は良かったのですが、へちま衿だとどうもトラッドな感じに違和感があります。

そこでエスニックショップMALAIKA(マライカ)のボタンに付け替えてみました。(マライカのコートはこれからバッグに作り変えようと解体したところでした。)

完成形がこちら。

へちま衿とウッディなボタンで、かなりアジアンな雰囲気にもっていけたのではないかと思います。

ポケットや裾(すそ)の角にも丸さが欲しい気がしましたが、防寒や物入れとしてのポケットの機能を考えると、これ以上はいじらない方がいいと思いました。

最後に先程のマライカのコートの織りネームを付けて完成!

このコートにはもともと織りネームが付いてなかったので、脱いだ時、ちょっと寂しい感じがしていました。

おわりに

今回のリメイクは、合計3時間くらいの作業を2日に分けて行いました。

みなさんのお宅にもこのようなテーラードカラーのコートは眠っていませんか?

年齢を重ねてくると肌の質感が柔らかくなってくるので、カチッとした紳士物の仕立てが似合いにくくなる傾向があります。

テーラードtailoredカラーはその典型ですね。

そんな時、へちま衿はとてもお勧めです。

年齢にふさわしいソフトな印象に仕上がるので、やってみる価値はありますよ~。