ユニクロの「新価格」新聞折り込みチラシに驚く

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こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

みなさん、今朝のユニクロの新聞折り込みチラシ、ご覧になりましたか。いつものサイズではなく、特段大きい新聞紙大の紙面になっていました。

大見出しにもありますように「全品おトクな新価格」とあります。そうです、ユニクロは本日から消費税込みの価格表示に変更しました。しかも税込みで従来通りの価格に据え置いています。実質値下げを断行したということですね。

消費税が8%から10%になったのは、 201910月でした。ずいぶん前のような気がしますが、まだ1年半前です。この時、総額表示の特例により、税抜き価格のみの表示でも「※価格は税抜きです」などと表示していれば許されていました。その特例も2021年の3月31日で終了となり、4月1日から総額表示が義務化されます。

それを早めに変更し、しかも実質値下げの総額表示ですから、どれだけユニクロはお客様思いなのかと思いそうになります(笑)

けれど実は用意周到に価格操作が行われていて、一時期、価格を全般的に上げた時期があったと思いますが、それは今回の総額表示に伴う消費税マイナス分を見込んでいたとも言われています。当時は、限定価格商品の廃止や価格アップなど、消費者には大変不評でしたが臥薪嘗胆!今こそこれまでの辛抱が実を結びます。

3月19日にはジルサンダーとのコラボ「+J」の春夏バージョンも発売されるようです。

ユニクロの新聞チラシは、必ず柳井さん(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)がチェックされるそうですが、本当にしっかり作りこまれていました。小さい文字サイズの説明も多く、どれだけこのチラシ作成に心血を注いでいるのかと恐ろしくなります。

店舗はどこでも気軽に行ける場所にあり、新聞チラシは毎週入る、いつでも目に入り、行くことができる、買うことができる。この状況、環境を作り出す資本力、経営力は半端ないと思います。
おかげで「+J」19日には行ってみようと思いますから(笑)