アンデルセンの「カツサンド」から知った三元豚のこと。ブランド豚ではないのですね。

大人のおしゃれ塾、田中です。

みなさまは「カツサンド」はお好きですか?

私は好きです(笑)

東京駅では「柔らかカツサンド」買いますし、デパート催事場でもカツサンド(駅弁)があれば買います。

そんな私が今一番、気に入っているのが、アンデルセンの「三元豚のカツサンド」です。

おしゃれ塾を始めてからもう何度いただいたことでしょう。

駅弁のカツサンドも美味しいですが、アンデルセンのトンカツは厚みが違います。

ヒレ肉でしょうか、柔らかくてサクッと噛み切ることができます。

さすがアンデルセン、パンも美味しいですし、ちゃんと(マーガリンでなく)バターを使っています。

キャベツの分量も刻み方も計算され尽くした感じがあります。

あまりにカツが美味しいので「三元豚はやはり違うな」と思っていました。ところがです!

今日このブログを書くにあたって「三元豚」を検索してみたのですが、「和豚もちぶた」さんのサイトには次のように記されていました。

三元豚と聞くと、「〇〇豚」という銘柄豚・ブランド豚を思い浮かべますよね。実は、「三元豚」はおいしさの基準にもなる銘柄名・ブランド名ではなく、掛け合わせのこと。日本にいる純粋品種を3つ掛け合わせています。

日本で生産される食用豚は、ほぼすべて「三元豚」なのだそうです。

三元豚って、ブランド名ではないのですね~。すっかりブランド名だと思っていました。

さらに読み方も「さんげんぶた」ではなく「さんげんとん」だそうです。ちなみに欧米は四元豚が多いそうです。

国内すべての豚肉は三元豚なのに、あえて「三元豚」とうたえば「ブランド名」だと思いがちなような。「松坂牛」とか「近江牛」とかのような感じですね。

そのくらいアンデルセンの「三元豚のカツサンド」は美味しいです(笑)

「ブランド」は元々、牧場の所有者が自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために行われた行為が語源といわれています。

区別するための焼印が、優れたものの印として、人々の意識にも刻まれていくようになるのですね。

一朝一夕に「ブランド」は育ちません。

ブランドについてはまた機会がありましたら書いてみたいと思いますが、今日のところはブランド豚ではないけれど「さんげんとん」は美味しいということで(笑)