閉店ラッシュ後のアルパークで買い物をしました

ショッピング

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

昨日、泉美術館の帰りにアルパークに行ってみました。

百貨店の天満屋が去年の1月に西棟から撤退して以来、東棟でも閉店する店が増えてきました。それでも私が昨年12月に来た時には、時計の広場にあるお店はまだ営業していました。

その後の1か月で、地階のスパークをはじめ多くの店が撤退し、最盛期には180店舗近くあったというお店が、現在で60店舗になっているそうです。

「無印良品」で買う物があり、3階に行ったのですが、ほとんどの店がクローズされていて、迷路のようでした。地階は完全に閉鎖、2階もほとんどの店舗が塀で囲まれています。

行き止まりになっている箇所も多く、出口が分からなくなって、人気がないエスカレーターを上がったり下ったり、永遠に出れないのではないかと(笑)怖くなったりしました。

こんなゴーストタウン化した館内で、無印良品とユニクロ、アカチャンホンポ、ダイソーは営業を続けるそうです。

アルパークがオープンしたのは1990年。30年も前なのですね。当時は水族館というか水槽のトンネルが広場にあって、お魚がたくさん泳いでいて圧巻でした。30代後半以上の方なら覚えておられるかもしれませんね。

こちらのVISさんでは、文化短大に勤めていた頃、学生たちがよくファッション販売研修(インターンシップ)でお世話になりました。今こうしてクローズされているのを見ると泣けてきます。

写真に写り込んでいる手前の人影は私です。無印良品の紙袋(ショッパー)を持っています。

無印ではこちらの2点を購入しました。

「タートルネック洗えるセーター」と「テーパード靴下」です。

「タートルネック洗えるセーター」は本体はウール100%ですが、首の部分だけ綿とポリエステルの混紡です。そうすることで首のチクチク感をおさえてあります。

サイズは2サイズ上げてXLを購入しました。無印の製品はベーシックなデザインが多いため、今のビッグなシルエットを作りたいと思えばサイズを上げる必要があります。近年、無印良品の売り上げが低迷しているのは(特にアパレル部門)、こういったサイズ感、シルエットの問題も大きいのかもしれませんね。

無印の売り上げ低迷については、私がいつも読ませていただいている『南充浩 さんのオフィシャルブログ 』がソースです。

無印良品の衣料品が売れなくなった理由を考えてみた」 

衣料品の不振を食品の大幅な伸びでカバーしている無印良品 | 南充浩 オフィシャルブログ
新型コロナ休業明けからユニクロ、しまむら、ジーユーなどの低価格衣料品の回復が目覚ましい。 ユニクロの場合は、ブランドへの安心感、品質への信頼感がやはり高いと考えられる。マスにおいての信頼感・安心感は国

決算報告書で衣料品売上高は発表されていないが、月次報告の増減だけ見ると、衣料品売上高は今年6月・7月を除くと前年割れである。

ではどうして、トータルの売上高が前年並みなのかというと、食品が毎月何十%増と大幅に伸びているからである。あと、衣料品を除いた生活雑貨も健闘している。

食品の大幅増と生活関連の健闘が衣料品の落ち込みをカバーしている状況にある。

この方のブログは読んで大変勉強になります。数字の読みが信頼できるのと、もと繊維業界新聞記者でいらしただけに文章が読みやすいです。

話を戻して・・・

今の時期に冬物のタートルネックセーターと思われたかもしれませんが、来年に向けての買い替えです。今まで着ていたものはこれで処分できます。着古してくたびれた感じが漂うのは避けたいものですからね。来シーズンすぐにフレッシュな状態で着ることができます(笑)

「テーパード靴下」はサイズが21㎝から25㎝まで対応していて、とてもストレッチが効いていてピッタリ履くことができます。綿(オーガニックコットン)74%、ポリエステル21%、ポリウレタン3%、ナイロン2%という組成です。

コットンの含有量が多いのと、足首は締め付けない仕様になっているので、とても快適です。よい買い物ができるとうれしいですね♪

こんなに優秀な商品を企画できる無印良品さん、アパレル部門も頑張ってくださいね。