いやー、久々にH&Mの店舗で買い物をしました。
最初は見て回るだけのつもりが、ついこちらのTシャツの絵柄が気に入って購入してしまいました。
女郎花(おみなえし)か何か、名前はよくわかりませんが、数種の花が葉や茎とともに線描されていて感じがいいなと思いました。
年齢を重ねてくるとTシャツ自体が似合いにくくなる上に、文字や絵柄のデザインによっては抵抗を感じるようにもなります。ブルックリンとかハリウッド、オックッスフォード、ローリング・ストーンズなど、地名、大学名、バンド名などがそうです。ディズニーとか「ちいかわ」などのキャラクターものもですね。
もちろん着用者が金髪だったり、日頃から奇抜な眼鏡をかけているような人であれば、私たちはそういう人だと思って見ているので、それはそれで良いでしょう。
ですが、少なくとも私自身に関しては、行ったこともないBrooklynや、アルバムを買ったこともないRolling Stonesの文字が入ったTシャツを着る勇気はないです(笑)
その点このTシャツのロゴはイタリア語で「花」の意味「FIORI」。いいですね~この当たり障りのないさが。
SとMサイズを試着しましたが、よりオーバーサイズな感じが欲しかったのでMの方にしました。
じつは現在、私の手元にはオーバーサイズなTシャツは1枚もありません。すべて身体に(適度に)フィットするものばかりで(リブニットTシャツ)、上半身をよりコンパクトにしてバランスをとることが多いです。着丈は長からず短かからずといったところでしょうか。
そんな私がなぜオーバーサイズなTシャツを購入したかというと、日が落ちてからウォーキングする時に涼やかに着れると思ったからです。身頃部分がゆるゆるなので風通しが良く、体型もまったく拾わないので、全方位ストレスがありません。
お色も一見、黒に見えますがじつはグレーで、黒よりソフトな印象になります。かなり薄手な天竺木綿(綿100%)で、H&MのTシャツではこの生地の場合は後ろ衿ぐりの縫い代はバイヤステープで始末してあることが多いです。
価格は1299円。定価でこのプライスですからH&M恐るべしですね。
他にも色柄違いで10種類以上バリエーションがありますが、薄手なため白地は透けるので、もし購入を考えておられる方がありましたらご注意ください。
UNIQLOも毎年たくさんのグラフィックTシャツを出していますが、美術館系、アニメ系、アーティスト系、ゲーム系、シネマ系、キャラクター系など、いろいろ数は多いですが定番化もしてきて新鮮味に欠けてきたような。
仮に気に入ったデザインがあったとしても、残念ながらボディ(Tシャツ本体)のシルエットやカッティングが女性には似合いにくいことも十分予想されます。
トレンド的には短丈でコンパクトなトップスがこれからもどんどん市場に出てくると思いますが、この流れがどのくらい中高年にも影響を与えるか、興味のあるところです。
少なくとも私がオーバーサイズなTシャツを買うのはこれが最後のような気がしています。