みなさん、こんにちは。
今日はかごバッグの簡単リメイクです。
簡単にもほどがあるだろう!くらい簡単なリメイクなのですが、イメージを一気に変えることができるので超オススメです。
もともとはこんな可愛いらしい商品でした。リボンはヘアアレンジにも使えるとか。
サイズも18㎝×25㎝とコロンとした小さめな作り。
夏場、ちょっとした外出に便利かなと思い昨年ハニーズで購入したのですが、やはり私には可愛いす過ぎたようです。確かセールで1400円台だったような。
そこで私には可愛すぎるこのバッグを出来るだけクールな方向にもっていこうというのが今回のリメイクのねらいです。要は全体がボヤ~っとしているのを何とか改善しなくてはなりません。
そこで登場したのが合皮のブルゾン。
袖なしのブルゾンにリメイクしようと袖と衿を取っていました。今回は不要になった袖部分を使います。
持ち手の周径が2.7㎝だったので、3.0㎝×13㎝の長方形を2枚、袖からとりました。
次に持ち手にその長方形を当てて、ぐるりと包むように縦まつりでとめていきます。合皮は柔軟性があるうえ切りっぱなしでもほつれないので扱いやすいです。縫い糸の色を揃えれば糸が悪目立ちすることはありません。
持ち手に「黒」が入ることで全体が一気に締まったと思われませんか?
これだけでもかなりいい感じになったと思うのですが、人間、欲が出るものですね~(笑)、もう少し黒い部分を増やしたい気がしてきました。
そこで取り付けたのが内ポケット。
スマホがスッと入る大きさにしました。ポケット口は柔らかさが欲しかったので合皮を二つ折りにして「わ」の状態で使っています。
残りの3辺は持ち手と同じく縦まつりで本体の裏地に縫いとめました。
いやー、内ポケットがあると使い勝手が急によくなりますね。ひと手間かけた甲斐がありました。
外からも見える黒の面積も増えたので、よりクールな印象が強まったと思います。
このように籐や紙などの天然素材と皮革や金属など「異素材」を組み合わせると、格段に見栄えが良くなります。
上下ともコットン素材のスタイリングも、ベルトやシューズにレザーを持ってきたり、ネックレスやブレスレットに金属をもってくると一気に洗練度が高まります。今回のリメイクも「かごと合皮」という異素材効果も大きかったでしょう。
ただ昨今では、手芸店や布地屋さんが激減しているので、「合皮」といわれても材料が入手しにくいかもしれません。100円ショップにも置いてないですからね。ですが、通販では横幅が短い1000円前後の商品がありますし、市内の大型手芸店も30~50㎝からの切り売りがあります。
もし手に入らなければ100円ショップのフェルトでもイメージチェンジはできます。
そんな工夫が楽しみにつながればいいですね。
売られている商品は何かしら不都合な部分は出てきます。オーダーメイドでもこうしておけばよかった、ああしてもらえばよかったと悔やまれることがあります。
衣料品に完全を求めるのは難しいのではないでしょうか。時代も自分も変化しますし。
ですので私はちょっとしたサイズ直しやリメイクに励んでしまいます。買い換えても同じようにまたどこかに不具合を感じてしまう自分が見えてしまうので。
それって私だけですかね(笑)