卒業式に参列して思う人生の節目と明日への第一歩。

雑感

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

先週は広島文化学園の卒業式に参列してきました。学園からのご招待です。

会場は広島文化学園HBGホール。

学位記授与式(卒業式)への参列

ロビーには祝電とお花。

開会20分前に着きましたが、場内では「起立、礼」などの指導中。

数回、練習した後は学生たち、隣同士で話をしたりスマホを見たり。。。

ようやく定刻の13時30分となりました。

厳かに緞帳が上がり、ステージは一気に明るく眩しいばかり!

私もコロナ前は学科長としてこの壇上に座ってました(胸には白の胸章)。

背後には小編成のブラスバンドが待機しています。文化学園には音楽学科があるので、国歌(君が代)や学園歌斉唱はすべて生演奏です。演奏のレベルは高く、終了後に拍手が起こることもあったり。舞台の右手は来賓席で、こちらは胸に赤い胸章を付けています。

今回の卒業式で特徴的だったのは、学長および理事長が、コロナ禍で学んだ学生たちへの労(ねぎら)いを繰り返し述べたこと。

思い返せば4年前、一斉に学校や幼稚園、保育所なども閉鎖が強いられ、オンラインでの授業という環境に学生たちは身を置かざるを得なくなりました。

ようやく対面授業が開始されても、机はアクリル板で仕切られ、マスクはもちろん、場合によってはフェイスガードが併用されることもありました。

2023年の5月からは、学園祭やスポーツ大会など学校行事が再開されましたが、それらは今回卒業する学生たちにとっては全て4年生になってからのことです。

その点が非常に不憫でならないのですが、それでも彼らは彼らなりに学び成長してくれたことを願わずにはいられません。そして、次なるステージへの一歩を、それぞれが身を置く新しい環境で、勇気をもって踏み出して行ってもらえたらと思います。

私の新たなる第一歩

書道と私

そんな思いを胸に会場を後にしましたが、私も帰りに新たなスタートを切るための買い物をしました。

それは、、、書道の筆巻きです!

平和公園を抜けてすぐの本通りにある広島筆センターで購入しました。熊野筆で有名なお店です。

なんで筆巻き?と思われたかもしれませんが、じつは先週から書道を始めたのです。

始めたといっても子どもの頃に少しやっていましたが、なにせ半世紀近く前のことですから始めたと言った方が良いでしょう。当時は週に2~3回、小1から小5になるまで、書道の大家、井上桂園(1903~1997)先生の品格ある書体で学びました。直接の指導は音戸町にお住まいだった上村先生(男の先生)で大変熱心にご指導いただきました。

4年生の頃には、年に2回ある競書大会で、最高位の井上桂園賞こそ取れませんでしたが、中国新聞社賞を2回いただいた覚えがあります。呉市民会館で表彰式があり、副賞として首から下げるメダルもあったのですよ。

そのくらい遠い昔の話なのですが(笑)

なぜか今になってもう一度書道がやってみたくなったのですね。

きっかけは公民館であった「水墨画の体験」です。久し振りに筆を持って懐かしさを感じました。その時の作品がこちら。

一見、上手そうに思われたかもしれませんが(笑)、じつはお手本を下に敷いて写しているだけです。

上達すれば独自の絵が描けるようになるのかもしれませんが、どうも描きたい世界が見えてきません。でも筆を運んでいるときに何とも言えない心地良さを感じました。

その時思ったのです「書」がやりたいと。

幸運なことに同じ公民館で書道教室が開かれており、そこで学ぶことにしました。

指導は小石会所属の上森恵雲先生。小石会というのは書家、三室小石(1903~1972)先生の門下生が創設した書道研究会です。

用具が一切ないので、先生にお願いして購入していただきました。その時、筆巻きを注文し忘れたので、今回自分で買うことになった訳です。

当面、墨汁を使うようで、楷書からのスタート。写真左は先生のお手本です。

いやー、まだ2回しか行ってませんが、緊張しました。

次の写真は私が書いたもの。伸びやかさのかけらもありません。跳ねも払いもうまくいってないし、力が入るのですね(涙)。

名前もそのまま大筆で書くように言われてビックリしました。

だいたい、こんな草冠(くさかんむり)書いたことないし「栄」の冠には「火」が2つですよ(笑)。まったく小学校の楷書とは違う世界が待ち受けていて驚くやら、たじろぐやら。

でも今度は書くこと自体が目的です。

級をとりたいとか、誰かに褒められたいとか、そんな気持ちはありません。ただ書いていたい。自分なりに上手くなりたいです。

リメイクの書道バッグetc.

そんなことを思いながら、レッスンバッグの製作に取りかかりました。

材料は着なくなっていたマライカ(←エスニックショップの名前)のコート。

こちらのコートは季節の変わり目に愛用していましたが、すでにリメイク用に解いていて、ボタンは中綿コートのリメイク時に使用しました。

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今度はお手本やA3サイズの下敷きが入るバッグに作り変えました。なかなかA3が余裕で入るバッグはネットで検索してもなかったので。

残り布で硯の敷布も作りました。筆(ふで)置きは箸(はし)置きを代用。

格好だけは整いましたね(笑)。

熊野筆センターでは、いろいろな筆が並んでいて夢が膨らみました。水での試し書きもできるそうで、しばらくは楷書が続くと思うので「もっと腰のある筆が使ってみたい」とか一丁前(いっちょまえ)に思ったりします。

今回先生が選んで下さった筆は定価が4,400円でしたが、実際には2割引きで購入させていただきました。広島筆センターでも筆は全て2割引きになっていたので、筆の世界は2割引きが慣例となっているのかもしれません。

筆の価格は上を見たらきりがありませんが、今度はイタチ(コリンスキー)の筆を使ってみたいです。

早く今の筆にも慣れなくては。

おわりに

本日のブログのテーマは「人生の節目と明日への第一歩」としましたが、卒業式に参列という機会を得たことで、私も新たな一歩を踏み出したことを記させていただきました。

大動脈解離の手術からこの3月で3年になります。

こうしてまた次なる一歩を踏み出し、日々、心豊かに過ごすことができたらと願わずにいられません。