生活圏が狭くなるとワードローブはミニマムになる。

おしゃれ

いやー、「生活圏が狭くなる」というのはまさに私のことですねー。

大動脈解離で九死に一生を得てからは、いろいろな不調と戦いながらも1~2年のあいだは夢があったように思うのですよ。元気になったら東京に行きたいとか、仕事ももう少しできるかもとか。

ですが4年目を迎えた今がどうかというと、、、

相変わらず東京には行けてないし、仕事も週に一度の非常勤講師のみです。やはり体調への不安があってどうしても慣れないところは避けてしまいます。そんなわけで行く所が本当に限られてきました。

ワードローブもずいぶんミニマムになって、この夏はこれだけ(下の写真)で十分な状況です。(仕事服は別にしていますが)

ここで注目していただきたいのが中央にドーンと構えているトップス群。全部で8枚あります。

すべてリブニットクルーネックTシャツ

この8枚が揃うまでには、ちょっと時間がかかっていまして、、、

  1. まず2024年夏に右から2番目の黒をGUで購入。リブニットならではのフィット感が気に入って買ったのですが、ポリエステルが38%も入っているので肌触りがいまいち(涙)
  2. そこでUNIQLOを見てみると綿96%ポリウレタン4%のものがあるではありませんか。ですがこの年(2024年)はボーダー柄のみで無地の企画はありませんでした。
  3. となるとメルカリで探すしかありません。なんと2023年度ものがズラーッと並んでいました。
  4. さっそく青、茶、グレーを購入、もちろん綿96%ポリウレタン4%です。
  5. 2025年度(今年)もやはり無地がなかったので、メルカリで同じく2023年の黄、グリーンを春に購入。
  6. そして先月はオレンジと白をこれもメルカリで購入しました。全て新品に近い状態のもので送料込みで600~1000円ですから格安です。黒もあったらGUのかわりに欲しかったのですが今のところ出品がありません。

こうして2年かけて収集したコレクション(といえるか)ですが、ほぼ毎日、外出時はどれかを着用しています。パンツにもスカートにも合わせやすく、リブ素材なのでカジュアルになり過ぎないのも気に入っています。

次の写真、左の方がパンツ、右の方がブルゾンとスカートになっていますが、これだけのアイテムでもかなりな組み合わせができあがります。

ちなみに右端の黒いブルゾンはGUのシアーブルゾン。

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隣の白いアイテムはシャツをリメイクした短丈ブルゾン。

初心者でも簡単!着飽きたシャツをトレンドの短丈にリメイク(着画あり)
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さらに隣の黒いスカートはカシュクールワンピースをリメイクした巻きスカート。

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どれも活用しています。

さらに隣の柄物はハワイのスカート。もとは巻きスカートだったのですがファスナー開きのフレアスカートにリメイクしました。1950年代のものなので大切にしています。

こんなふうに、ボトムをスカートにすればちょっとした外出(イオンモールとか)でもOKですし、黒の巻きスカートにすれば(Tシャツはインして)市内での美術展にも対応できます。バッグや靴を変えることで雰囲気も変えられます。ちなみにこのハワイアンスカートには持ち手をリメイクした籠バッグが似合うと思われませんか?

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パンツの右横には唯一のオーバーサイズTシャツ。これは夕刻からのウォーキング用で、前回のブログに書かせていただきました。

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さて、長々とメルカリで買ったTシャツ話をさせていただきましたが、あらためて思うのは「生活圏が狭くなるとワードローブはミニマムになる」です。行く所が限られてくると本当に必要な服が見定めやすくなりました。結果、多くは持たなくても快適な暮らしができているように思います。

近くの公民館で行われるヨガや太極拳、その他のサークル活動、書道のレッスンにもこのリブニットTシャツにパンツを合わせて出掛けています。パンツはあともう1本、セールになったら麻混のものを買うかもしれませんが、それでも私のワードローブはまだまだミニマム。

ジェニファー・L・スコットの『フランス人は10着しか服を持たない』ではないですが、数多く持てばよいというわけではないですね。

選択肢が多すぎることの弊害をひしひしと感じる今日この頃です。

みなさんのワードローブの状況はいかがですか?