簡単リメイク!カシュクールワンピースを巻きスカートに。

ハンドメイド

いやー、またまたリメイク話になりますが、3月の終わりから週1ペースで取り組んできたリメイクも今日で終わり。

2019年に購入したUNIQLO&イネスのカシュクールタイプ(キモノのように前を重ねて着るデザイン)のワンピースをリメイクします。

UNIQLOの商品は品質ラベルを見たら製造年がわかるので、2019年の購入と分かりました。

(94-14)とあったら(94ー14)の最初の9が西暦で1の位を表します

2019年の製造となると購入してから6年ということになりますが、じつは私このワンピースを着ることはほとんどありませんでした(トホホ、、、)。

というのもこのワンピース、Mサイズにしては大きく、ゆったりしている分ウエスト位置が下がるのです。下がった分はブラウジングして着れば良いのかもしれませんが、残念ながらスカートが重すぎて上手くいきません。そんなわけで、せっかく購入したのにお蔵入りとなっていました。

ですがレーヨン100%のこの素材。落ち感はあるし黒の色出しも良く両サイドにはポケットもあって、このまま上下を切り離して巻きスカートにしたら使えるのではないかと思いました。Y’s風のアバンギャルドな感じに仕上がるのではないかと。昔ヨウジヤマモトの服が好きだったのでY’sの服もよく着ていました。よくといってもプロパーでは1~2着が精いっぱいでしたが。

それではリメイクに取り掛かります!

なるべく手間はかけたくないので、身頃にあった「ベルト穴」も巻いて着るための「細ひも」もそのまま活用します。

ベルト幅は3㎝。身頃はウエストから7㎝の所で切り離して三つ折りにし、端ミシンをかけて仕上げます。

要は青線がウエスト位置(接ぎ目)で、そこから7㎝上をジョキジョキと鋏で切って、その7㎝の布を三つ折りにしてベルトにしたと思ってください。

そんな複雑なことはしていません。2時間くらいで出来上がりました。

ボディに着せてみるとこんな感じ。ウエストがゆるゆる、、、

私が着るとぴったり(笑)

かなり丈が長いのも嬉しいところ。Y’s風にということで黒のフラットシューズを合わせました。

今回のリメイクでちょっと頑張ったところとしては、後ろスカートが下がらないよう「ベルト通し」を後ろ中心に作ったことでしょうか。これはなくても大丈夫ですが、縫い物好きとしてはやりたくなってしまいます。

残った身頃の部分は、、、

見返し部分とすその始末をしてショート丈の羽織りにしました。

スカートとセットアップで着るもよし(インナーは白とか)

思い切って朱赤と合わせてみるのも面白いかもしれません。

「良いものは長く着れる」というのは昔の話で、いくら良いものでも時代や自身の変化が大きくて、長く着るということが難しくなってきました。特にファストファッションは安いがゆえの気楽さから安易に購入したり、着なくなったりが起こります。

こうして着なくなった服がタンスの肥やしになるわけですが、着なくなった服はそのままではゴミ同然。少しでも長く着れるよう目先を変えて楽しむ工夫ができたら良いですね。

リメイクするのはハードルが高いという方も、手持ち服をじっくり点検してみたら新しい組み合わせができたりします。

いくら新しい服を買っても同じ着方しかしないのでは、どんなに服を買っても同じことの繰り返しです。ぜひ手持ち服で新しいコーディネートを組んでみてくださいね。個性が光ると思いますよ。